2007-2008シーズン第2弾となるKhaos ski club白馬コルチナ行事が、2008年1月25日（金）〜27日（日）の日程で開催されました。今回は、週末の平日が1日入る日程となったことから、参加者は10名で決行されました。本行事はナショナルデモンストレータ西村斉氏の実家「ロッきらきら星」をベースに、彼のレッスンを取り入れた行事で、今回で５回目となる。今年は全日本技術選手権大会甲信越予選会が、急遽、１日後ろ倒しとなったため、西村氏のレッスンは当初予定の１．５日から最終日の半日のみとなった。

今年は昨年と違い雪の量が多く、長野オリンピック道路に入るころから道路は完全に雪道となり、しかも八方尾根近くでは、ものすごい地吹雪に見舞われなんと視界ゼロ！地吹雪が立ち去るまで立ち往生するなど、自然の猛威と闘いながら「きらきら星」に無事到着したのでした(v^-^v)♪先発隊は長野市内で焼肉などを数時間にわたり楽しんだあと到着した模様。われわれ後発隊が到着した頃には完全に出来上がって上機嫌(^_^;)がぁ〜っ！初参加の1名がなかなか到着せず、電話を呼んでも出ない。到着時刻の目安がついたら電話をするように伝えてはあるもののそれも無い。しかも外は猛吹雪っ。。。こ、これは、、、一昨年の大雪で孤立する集落が出た年に、この行事で起きてしまったあの忘れてしまいたい（少なくとも私は・・・）出来事の再来かぁ〜っ！とかなり心配になり、結局朝方まで飲みながら（なぜ？）待つことに。が、いつの間にか(-_-)zzz朝、不安な気分で食堂へ向かうとそこにはぁっ！元気に朝食をとっている昨夜到着しなかった参加者の姿がっ。。。いや〜ぁ、よかったよかった(^o^)聞くところによると「きらきら星」の場所がわからず近くの駐車場で車中泊したとのこと。しかしその駐車場とは？？？まぎれもなく「きらきら星」の駐車場だったのでした(￣▽￣;)

1月25日（金）：晴れ＆曇り

早速、支度を済ませゲレンデへ向かうと、青空が広がり天気も上々(*^_^*)しかも昨夜降り積もった雪が新雪のコンディションを作ってくれている。早速、参加者全員で新雪へと向かう。一気に稗田山トップを目指す。新雪で有名な稗田山コース２は膝下までの新雪が覆っており、最高のコンディションっ！＼(^o^)／思い思いに新雪へ飛び出していく。かなりみなさんハッスル、、、いや、弾けながら雪煙をあげみなさん軽快に滑っていく。しかぁ〜し、、、一旦、転倒すればそこは蟻地獄。。。フカフカの雪にストックはずぶずぶ埋まり、立ち上がることができない。救助に向かうが今度は救助隊がはまってしまい、そこはあるのは蟻地獄にはまった人々の仁義なき闘い！？ひとしきり新雪を楽しんだ後、今シーズンから「白馬八方尾根スキースクール」で教鞭をとるU会長による「八方流の技術」を伝授していただく。これには一同なるほどと感心しきり(^o^)大回り、小回りをほとんど貸切状態のゲレンデでビデオ撮影。しかし、風が非常に強く音声はバホバホ(>_<)ひととおり撮影をして夜の肴をゲットし本日は終了。

1月26日（土）：晴れ＆吹雪

眠い目をこすりながら、窓の外を覗くとそこは晴天！今日もがんばるぞ〜！と、朝食を済ませゲレンデへ向かう。今日は西村デモの所属する「白馬コルチナスキースクール」の克弥先生（姿滑りが西村デモにかなりそっくりなんです。一緒に練習しているそうなのでなるほどと納得。）にお願いし、大回りを中心としたレッスンを開始する。まずはポールを張りポールレッスン開始。視界が非常にいいため、各自気持ちよくポールで規制されたコースを滑り、克弥先生のわかりやすいワンポイントアドバイスをいただくことができたのでした。昼食後、外に出てみるとそこは猛吹雪。。。山の天気はこれほど変わるのだ！気をとりなおしてゲレンデ向かい、大回りのレッスンを開始。ほとんど貸切状態のバーンで、高速ターンのレッスンを開始するも、吹雪のため雪面がよく見えない。克弥先生がまず飛び出しデモンストレーションするも、バーン途中にあったピステン横断用の段差で大きくバランスを崩したが、ありゃりゃ〜ってな感じで、これを見事リカバリーっ！これを目の当たりにしてしまったわれわれはあそこに魔物がいるぅーっ！と思ったというよりは、、、かなりビビりまくったです、はい(^_^;)。克弥先生曰く、、、「いやぁ、、、一瞬マジであきらめちゃいましたよぉ〜。でもさ、お客さんの前でやっちゃったら、やべぇ〜、って思ってさ、必死にリカバっちゃったぁ。みなさん気をつけていきましょうねぇ〜。σ(^◇^;)」と。ひぇ〜っ、怖っ！ひととおり大回りの貴重なアドバイスをもらい本日は終了。帰り際、「明日はさぁ、斉が小回りをみっちり厳しくやってくれるから、がんばってねぇ〜！」ん？みっちり？？厳しくぅぅ？？？え”−っ！壊れちゃったらど〜しよ〜、、、(>_<)この夜、甲信越予選から帰ってきた西村デモと合流。その宴席では、、、甲信越戦での出来事を熱く語る彼に、せっせと酒を注いで先に壊してしまおうと無駄な努力をする人々の姿があった(-_-)

1月26日（日）：晴れ

本日は最終日。天気は好天。第１弾志賀高原行事でもそうだが、最終日ってなぜか晴れちゃうんだよねぇ。。。午前中は西村デモによるその噂のみっちり厳しい小回りレッスンが待っている。ちょっとドキドキしながら(^_^;)ゲレンデへ向かう。まずは、重心を内側に移動することによるスキーをずらしながらのターンを急斜面でパーツトレーニング。そして、そのターンでの大回りから小回りへの移行を「みっちり」レッスンする。きちんと内側へ重心を移動して自然に落ちるようにターンを開始すると、内スキーがずれてシザース（くさび形）にならない。なるほどぉ。。。そして、彼の後ろを全員でトレインをやってみたところ、、、いやぁ〜、彼のスキーの切れはすごいっ！トレースラインを外しそうになりながらなんとかついていく。そしてビデオ撮影を開始。彼のビデオ撮影はアドバイスをビデオ音声に残してくれるので非常に嬉しい(*^_^*)本日は半日という短い時間だったが貴重なアドバイスをいただき、かなり濃いレッスンを受けることができた。ふと気がついたのだが、「熱い」レッスンはあったが、「厳しい」レッスンは最後までなかった(^^)v西村デモ、技術戦本戦も健闘を祈ります。晴天の中、本日のレッスンを終了しkhaos ski club2008白馬コルチナ行事は無事終了したのでした。

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